口内炎とは違うの?




口内炎は口の中の粘膜炎を総称したもので、
口角炎は口内炎に含まれる疾患です。

以下に口内炎の種類と症状・治療法について
簡単にご説明しています。



口内炎の種類

・アフタ性口内炎
一般的に「口内炎」と呼ばれているものです。
口の中に傷ができることで楕円形もしくは円形の腫瘍ができます。
一度に何個でも発症し、歯茎・舌などどこにでも出来るのが特徴です。

疲労、栄養不足などが原因でビタミン剤をとることで改善が見られます。


・ヘルペス性口内炎

ウィルス性口内炎の一種で、治療法はウイルスによりますから対症療法です。
脱水状態になることもありますから注意しましょう。


・カタル性口内炎

口の中にひび割れや白濁ができる口内炎です。

原因は風邪などのウイルス、歯周病・歯槽膿漏・虫歯などによる不衛生、
ヤケドなどによる粘膜への刺激などが挙げられます。

※再発を繰り返すと他の重大な疾患を併発することがありますから早期の治療が必要です。


・カンジダ性口内炎

口の中にカンジダというカビの一種が増殖することで発症する口内炎です。
健常者には少ない症状であり、エイズ・悪性腫瘍・糖尿病などの病気を持っている方や
免疫力の低い高齢者・子供・妊婦に見られる症状です。

また、ステロイドなどの薬を長期使用していることでも起こりうる疾患です。

舌に生える白い苔、痛みが特徴です。

口角炎の原因

口角炎の原因ははっきりとはしていませんが、
◆カンジダ(カビ)・ウイルス・細菌の感染
◆唇を舐めるクセ
◆よだれが常に出ている
◆悪性腫瘍など免疫力の低下を伴う病気を持っている
◆胃が悪い
◆ビタミンの欠乏
◆アトピー性皮膚炎


これらの原因が考えられます。


口角炎は治療が対症療法です。
市販薬でも軽い症状であれば改善できますが、
原因になっているものが改善されずに再発を繰り返す可能性がありますから
できれば病院を受診した方がいいでしょう。



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