ステロイド剤使用時の注意事項


ステロイド剤は
炎症や痒みが短期間で治まるといった
メリットも持っていますが、
恐ろしい副作用も併せ持っています。

ステロイドとひと言で言っても
その「強さ」は5段階に分かれており、
市販のものと病院で処方されるものは
同じランクでも濃度が違ったりします。



ステロイド剤の強さ

◆最も強い(strongest)
◆非常に強い(very strong)
◆強い(strong)
◆普通(medium)
◆弱い(weak)

ステロイドにまつわる「大きな勘違い」

世間一般のステロイドに対する印象はひと言で現すと
「副作用」になるでしょう。

ですから、市販のステロイド軟膏を購入する際には強いレベルのステロイドを避けて、
弱いものを購入して使用している方が多いのです。

しかし、これは大きな勘違い。

ただでさえ濃度を低くしている市販品です。
効き目が十分でないステロイドを長期間に渡って使用すると
かえって症状が悪化することがあるのです。


ステロイドはポイントを抑えて使う

「湿疹や皮膚炎の状態があまりにもひどい時に、一時的に効果が十分に期待できるものを使う。」
これがステロイドの良い使い方です。


ステロイド剤は既に50年以上使われてきている薬剤です。
一般的にここまで悪いイメージがついてしまっているのは、
長期間に渡って点滴や内服で全身投与した際の副作用を
メディアが大々的に報道してしまった、という点にあります。

◆塗るタイミングと回数
◆使用量と塗り方
◆使用期間


これらを医師のアドバイス通りに注意して使用すれば、ステロイドは決して怖い薬ではありません。



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